大阪維新ハラスメント事例

 

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維新の連中の言動はやるべきことをやらない、サボタージュすることで成り立っている。何をやるべきか自信がない、信念がないから、虚勢を張ってやらなくていいことを辻褄合わせでやるのである。万博・カジノというカラ景気だけのはったりイベント、政令指定市権限を自分から放棄する都構想・・・バカバカしい

 

「名を歪めてしまうと、我々は自らの世界に生じる事態についての正しい像を構成できなくなってしまう。(ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』) そうなると、世界に生じた問題に対処しているつもりでいるのに、実際には歪んだ名に従って捏造した像を構成し、その像に対処してしまう。これでは実際に起きていることには対処できなくなる。このような人間の集団は、全く機能しない。そればかりか、異常な像を相互に構成しあって、異常な行動を繰り返し、それを正当化するために更に名を歪め、異常な像を捏造し、という形で、暴走を始めてしまう。」(安冨歩『生きるための論語ちくま新書,p.138)

 

おそらくこれが、現在の日本で起きている<安倍的・維新的なもの>に代表される様々な現象の正体なのであろう。論語を、古代中国の氏族制社会の崩壊後に必死になって新しい秩序の在り方を模索した人間の思想と考える安冨歩の論は、我々の時代の歪みを正確に描き出している。