世界を記号操作する
1 近代社会において「優秀さ」とは、記号操作に長けているということ
多数で、多様で、相互作用する、生成、変化、消滅する<世界>を記号化し操作する能力
=記号で出来てない<世界>を、単一化し、単純化し、適当な因果対応をつけながら
記号に置き換え、操作する(「ペラペラしゃべったり、字で書いたり」)
=<世界>にそのまま関わるのではなく、<世界>を記号群書き換え、記号を操作して、操作した結果に基づいて<世界>に働きかける
2 操作の対象となった<世界>に対する働きかけ(思い込み・能動性)は往々にして愚かな結果を生じさせる。なぜなら<世界>はそもそも記号で出来ているわけでないから。