2019-06-20から1日間の記事一覧

「存在・神学」を主体における断層面として考えて見る(2)

人間が生きる営みにおいて、「経験」と「予期」という契機が働いているには違いない。 「過去」を「経験の空間」、「未来」を「予期の地平」とし、それぞれに「存在」と「神学」対応させることとする。(ラインハルト・コゼレクの表現) 存在 ・ 神学 過去 …

「存在・神学」を主体における断層面として考えて見る(1)

「コゼレクによれば、経験には各人がみずからなしたことや、他者の事績で直接・間接的に知りえたことが、時系列的に整序されずに層をなしてたくわえられている。いずれの部分にもランダムにアクセス可能なものとして、それは「空間」という三次元的な比喩が…