グラウンディング(グラウディング)について

グラウンディング(またはグラウディング)とは「地に足つけてしっかりと現実を生きる」ことをいいます。また、目的達成や集中力、「今、ここに居る」という意味もあります。スピリチュアルの世界を現実世界に反映することができなければ、ただの妄想と絵空事の世界で終わってしまいます。思い描いたことを具現化する、それが「グラウンディング」です。それにはブレない意思と強い行動力が必要になります。大地をしっかり踏みしめてジャンプするからこそ、高く空に舞い上がることができるのです。だからグラウンディングはスピリチュアルに生きる人こそ、非常に大事な要素となります。「スピリチュアルに生きること=現実を生きること」なんです。(google検索で拾ったあるHPの記載)
■暴走してしまった主観は、生自体から「スピリチュアルの世界」なるものを幻想し「肉体の健康と幸せ」の欠如からの回復を妄想する。しかもその回復はフラワーエッセンスという商品の効能により実現できる。主観という幻想にどこまでも執着する近代が行き着いた先がこの世界だろう。

「思い切って何かに自分の行為を委ねてしまおうという無謀ともいえる身体の振る舞いを、『投機的な振る舞い(entrusting behavior)』と呼ぶことにしよう。一方、そうした投機的な行為を支え、その意味や価値を与える役割を『グラウンデイング(grounding)』と呼ぶことにしたい。‥『私たちは地面の上を歩くと同時に、地面が私たちを歩かせている』―ちょっと意外だけれども、このように『私』を主語の座から降ろしてみると、なにげなく街を歩いていても、人と言葉を交わしていても、新鮮な気分になる。」(岡田美智男 「弱いロボット」 pp.66-67)